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ごあいさつ

複写ラベルシール.com 店長 堀井 真一です

実家は活版印刷所

堀井 真一

私は、大阪で生まれ、育ちました。
父は大阪で小さな活版印刷所を経営し、
私は幼いころからインクの匂いが漂う中で育ちました。

高校生になると、渋々ながら繁忙期は家業を手伝いました。

私の仕事は、紙を一枚一枚手差しで活版印刷機に入れていくことでしたが、
薄紙を機械の速度に合わせて入れていく作業は簡単にできません。
私が苦労しながら作業したのに比べ、
父がリズミカルに作業している姿を見て、改めて尊敬しました。

その反面、自分では印刷にかかわる仕事は絶対にやりたくないと思っていました。

印刷会社に就職

社会人になってから、会計事務所の仕事を経て、
父の知人の紹介でなんとなく印刷会社に入社し、
今でいう印刷オペレーターの仕事に就きました。

入社したときはまだ印刷オペレーターにも職人気質の人が多く、
一人前になるまでよくどなられたことを思い出します。

修行中に驚いたことで今でも強烈な印象として覚えていることは、紙を積む作業でした。
重ねておいてある紙束から、適度の厚みの紙束を両手でつかんで、
空気を含ませてから紙を積み上げていく作業なのですが、
いざ自分でやると、紙をさばくことができず、
紙束の上に紙を積もうとすると下の紙が折れたり、ずれたりしました。
しかし、先輩が同じ作業をするととても簡単そうに行います。

また、先輩がクライアントの指示通りに色を合わせていく作業も
とても簡単そうに行うので、自分もできるかとおもったらやはりできず、
不思議な技を持っているなぁと思う反面、職人としての技術に魅了されていきました。
特に原稿を一目見ただけで再現したい色の配合ができる先輩を見て、
最初はなぜできるか分からず、私が作業をじっと見ていると
先輩が自慢気な顔をしていたことを思い出します。

最初は、どなられることも多く、
父の仕事に対して否定的な気持ちがあったこともあり、
渋々ながら仕事をしていることもあったのですが、
徐々に印刷会社での仕事にやりがいを見つけ、
立派な印刷所の職人になりたいと決意している自分がいました。

それから、印刷オペレーターとして仕事に邁進し、
国家資格である「一級印刷技能士」を取得しました。

一級印刷技能士

平成16年に独立

その後、平成16年に独立し、株式会社エーワンを立ち上げました。
最初は下請けから始め、仕事を通じて徐々に
「お客さまの身近な存在でありたい」と思うようになり、
法人化をきっかけにお客様と直接取引を始めました。

特に自信があることは、印刷現場を経験しているため、
お客様のご要望をお伺いしたときに気を付けなくてはいけないことや
お客様が気付いていない問題点を指摘することができ、
印刷前の工程でトラブルを防ぐことができることです。

先日も他社で印刷物を注文され、
思い通りに印刷されなかったことについてご相談を受けましたが、
トラブルの内容から、その会社で使用している印刷機や版の種類、
オペレーターの技量などがわかるため、今後トラブルを防ぐための方法を
お伝えすることができました。

印刷物を受注し、納品するまで細心の注意を払うため、苦労は絶えません。
しかし、お客様から直接、お礼や感謝の言葉を頂くと
苦労が吹き飛ぶほどうれしくなり、
これからもお客様に喜んでもらえるように頑張りたいという励みになります。

私の会社は小さな印刷会社ですが、技術と経験はどこにもひけをとりません。
きっとご満足いただける仕上がりになります。
オリジナル伝票を作成するなら、お気軽にご相談ください。

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